下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」

つい先日、読み終わった『下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」』。
フィジカルトレーナーである中野ジェームズ修一氏が書かれた本です。

下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」 (だいわ文庫) [ 中野ジェームズ・修一 ]

中野ジェームズ修一氏は、米国スポーツ医学会認定のヘルスフィットネススペシャリスト。
メンタルとフィジカルの両面から指導する、スポーツトレーナーです。

この本では、たくさんの人の体つくりに携わり、その指導からわかったことなどが丁寧に説明されています。

ズバリ!

アンチエイジング(抗加齢)には、
下半身の筋肉をつけることが欠かせない!

…っということ。

 

老化は足腰からおこり、下半身には筋肉が集中していることからも、鍛えることで代謝を高めて効率的に脂肪を燃焼することができる。

また、第二の心臓と言われることからも、下半身の筋肉を増やすことで血液循環が活性化して、足のむくみやつかれも改善させることができる解説。

無理せず下半身に筋肉をつけ、健康的にアンチエイジングする方法をわかりやすくまとめてあります。

脚痩せダイエットには、とても参考になる話ばかりなのです!!

 

テーマごとに5つに分類

本書は5つの章で構成されています。

第1章:カラダ
筋肉をつけないと老化する

第2章:ライフスタイル
普段の生活をしながら筋肉を動かす

第3章:食事
筋肉を意識した食事は太らない

第4章:エクササイズ
ゆる筋トレとストレッチで若返り

第5章:モチベーション
ゆる筋トレとストレッチの続け方

途中、コラムも挟まれており、テーマごとに整理して把握することができます。

しかも、ストレッチなどの具体的なやり方が、イラストなどで掲載されているのでわかりやすい。

 

気になるテーマをチェック!

それぞれの章でテーマにそった話が解説されているのですが、特に興味を持ったのがコレ!

第1章

・筋肉がつきやすい人とつきにくい人の違い
・ストレッチはダイエットにならない
・脚が太い人と細い人の違い

過去の運動経験の有無で筋肉のつきやすさが変わり、でぶりんのような運動神経ゼロの人は、時間はかかるけど階段の上り下りなど、普段の生活でできることから取り入れて体を慣らしていくのがいいと解説されていました。

ある程度の筋肉がついてきたら、正しいフォームを意識しないといけない筋トレなどをやると効果が高いとの事でした。
なるほどねー。

第2章

・階段を使うだけで、筋肉量は増える
・電車で立っていると、よいことがたくさんある
・ソファをやめると下腹部に効く
・あなたの感じている疲れは本当の疲れ?
・冷え性は、筋肉を動かすと改善する

なかでも、「電車で立っていると、よいことがたくさんある」はハッとさせられました。

電車で立っていることは、関節の安定を強化させる効果的なトレーニングになるのだとか!?

骨盤にも関わってくるとの事だったので、これを読んでからは電車で立つようにしています。

また、「あなたの感じている疲れは本当の疲れ?」もドキッとしました。

いつも疲れたと感じていたのは、単に脳が疲れていただけで、体はちっとも疲れていないという事。
さぼりの口実にしないで、運動(でぶりんの場合は家事?)をすることで、頭がすっきりしてリフレッシュできました。

第3章

・野菜ばかり食べる人ほど太りやすい
・「ごはんを食べていないのに太る」人の共通点
・同じ食事をしても太る人と太らない人の違い
・肉はダイエットに必要不可欠

ダイエットというと、ついつい野菜ばかりに目が行きがちですが、実は魚も肉も食べないとダメ。
それを再認識させられました。

確かに、先日のテレビの健康番組でも、「野菜ばかり食べているひとはうつになりやすい」とか、マイナスな事ばかり上げられていました。

第4章

・脚をきれいに見せる下半身の“ゆる筋トレ”
・痩せ体質になる、3つの筋トレ
・脚のむくみは、筋肉が改善する
・筋トレをしても筋肉ができない人の共通点

こちらの章では、どこを鍛えればいいのか効率的に解説されています。

イラストも多用して解説されており、そこまで難しいものはないので取り入れるのも楽なものばかりです。

第5章

・三日坊主でも、10回続けると1か月運動したのと同じ
・2パターン主義で継続力をつくる

なるほどね~と目からうろこ的な話でした。

特に、2パターン主義!

2つの選択肢を用意しておくことで、状況に合わせて対処でき、無理なく継続できるというもの。
これ、ジムやウォーキングなどの運動をしている人ほど役立つものになると思います。

さらに、第5章では「交流分析法」なるものがあり、性格別におすすめの運動がわかる。

でぶりんは…

FC:自由な子ども!

ワクワクする事、感覚的に楽しいと思えることが続けられるポイントだそうです。

確かに…
自分でも納得ですわ(´ロ`ill)

 

下半身の筋肉を意識できる一冊

下半身は体を支えるという、大変な役割を常に担っています。
年を取るとそれを実感していきます。
足腰の衰弱が、生活にも大きく影響していきます。
そして、ダイエットにも!

脚をきれいに引き締めるためにも、こちらの本は最適だと思います。

「なぜ、脚の筋肉を鍛えるのか?」
「どうしたらいいのか?」

…がわかります。

意識改革にもなります。
目からうろこがポロポロ落ちますよ。

紹介されているトレーニング法も簡単なものばかりですから、
出来る範囲で取り入れていきたいですね。

 

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