きゅうりダイエットの落とし穴!?こんな食べ方は太る

「得する人損する人」で紹介されたきゅうりもぐもぐダイエット

“和食の神”とも呼ばれている野崎洋光氏が実践したダイエット法で、2か月で10キロ以上痩せたとして一躍ブームに!食事の前に食べるだけという手軽さからも、取り入れやすいですからね。

きゅうり食べるだけダイエット [ 野崎 洋光 ]

しかも、最近の研究からダイエット最強のやせ成分・ホスホリパーゼと呼ばれる成分が発見されたというのですから、ダイエット食品としても注目されているのです。

きゅうりは低カロリーだけでなく水分もたっぷりと含まれているので、これからの暑い夏の季節には特に重宝しそうです。
冷やしたきゅうりをそのままかぶりついたり、浅漬けなどでもみもみと漬けて食べるのもいいですね。
お酒にも合いそうです。

ただ…

いくら低カロリーとはいえ、きゅうりが原因で太ることもあるのだとか!?

 

きゅうりで太る理由


きゅうりで太る原因は、おおきく3つ挙げられます。どれも、低カロリーだから大丈夫だと過信しすぎることで陥りやすい原因ばかりです。

NGきゅうり①腹持ちが良くない

きゅうりは、その9割が水分でできています。そのため、食べてもお腹に溜まりにくく、早い段階で汗や尿などで体外に排出されてしまいます。

つまり、腹持ちがよくない!腹持ちが良くないと、他の食べ物を食べすぎてしまうこともあり、それがカロリー摂取量を超えてしまう事も出てきてしまうのです。

NGきゅうり②味付けが高カロリー&塩分高

味が淡白なので、マヨネーズや味噌、ドレッシングなどをつけて食べることでカロリーがアップ!良く考えて選ばないと、カロリー摂取量を無駄に増やして太る原因にしてしまうのです。

しかも、カロリーだけでなく塩分も増加。塩分は必要なものではありますが、食欲を増加させてしまう働きもあるので摂取量には注意が必要。低カロリーだからと食べすぎてはいけないのです。

NGきゅうり③体を冷やす

きゅうりの旬は夏です。夏を旬とする食べ物には体を冷やす働きを持つものが多く、きゅうりもそれにあたります。

体が冷えると代謝が悪くなり、体の老廃物や毒素の排出も低下。これが太りやすく、むくみやすくしていきます。特に冷え性で悩んでいる人の場合では注意が必要です。

 

太らないきゅうりの食べ方


きゅうりの食べ方はいろいろあります。ダイエットの逆効果にしないためには、以下の食べ方がおすすめです。

上手な食べ方①すりおろして食べる

きゅうりに含まれているダイエット成分・ホスホリパーゼという脂肪分解酵素は、そのまま食べても効果は期待できますが、すりおろすことできゅうりの膜が壊されて活性化!体についた脂肪に働きかける力も増大し、脂肪を分解して痩せやすくしてくれます。

上手な食べ方②ノンオイルドレッシング

きゅうりの気軽に味付けをするなら、ノンオイルドレッシングがおすすめ。低カロリーですから、カロリーを無駄に上げることなく安心です。

上手な食べ方③生姜とセットで

きゅうりは体を冷やす食材ですが、しょうがは体を温める食材!一緒に食べることできゅうりによる体温低下を予防し、代謝を上げて太りにくくします。

上手な食べ方④オイキムチ

きゅうりによるキムチで、太りにくいと言われている食べ方です。なぜなら、キムチには脂肪燃焼効果と体についた脂肪を排出する効果が期待できるカプサイシンという成分があるからです。他にも、血糖値の上昇を抑えてくれたり、脂肪をつきにくくしたりと嬉しい働きがたくさん!まさに、ダイエット向きといえますね。




きゅうりの食べ過ぎに注意!


いくらダイエットとはいえ、1日に食べてよいきゅうりは2~3本までにしておくのが無難です。食べ過ぎてしまうと体を冷やしすぎてしまい、腹痛や下痢になってしまうことも…。特に腎臓が弱い人は注意が必要で、高カリウム血症のリスクがあります。

きゅうりのダイエット成分・ホスホリパーゼが注目されてしまいがちですが、他にもカリウムや苦み成分が含まれていることにも注意しなければいけません。

きゅうり摂取量の注意①
カリウムの摂りすぎで冷え性・腹痛・下痢

利尿作用があるカリウムは、体の余分な塩分や水分を尿として体外に排出する働きがありますが、同時に熱も一緒に放出させて体温を低下。さらには腹痛と下痢を引き起こすことも…。胃腸が弱っている場合では、いつも以上に気を付けないといけません。

暑い夏に体の熱を下げてくれる野菜としてありがたいのですが、冷房や冷たい飲みもので体が冷えている人には毒になることもありますから、食べ過ぎには注意が必要なのです。

きゅうり摂取量の注意②
体調不良時はククルビタシンの影響を受けやすい

きゅうりに含まれている苦み成分・ククルビタシンは、ステロイドの仲間でガン予防に効果があると言われている成分でもあります。ただ、ククルビタシンの摂取量が多いと、それが原因で激しい吐き気や下痢が起こることも…。

きゅうりに含まれるククルビタシンはそんなに多くないので、健康な状態であればそう問題はありません。ただ、疲れている時やお腹の調子が低下してしまっている時などに食べてしまうと悪影響が出ることがあるので注意が必要です。

もしもキュウリを食べていて、普通とは違うような苦みを感じたら…たとえ体調に問題がなくても、きゅうりの摂取を控えたほうがいいかもしれませんね。

きゅうり摂取量の注意③
腎臓が弱い人による高カリウム症

腎臓が弱かったり疾患がある人は、キュウリの食べ過ぎによる高カリウム症に注意しなければいけません。

カリウムは、細胞内の水分とミネラルのバランスを整え、余分な塩分や水分を排出する働きがあります。ただ、カリウムの体内濃度が高くなってしまうと、吐き気やしびれ、不整脈が起こってしまいやすくなるといった反面も…。

きゅうり1本あたりにカリウムは200mgほど。成人1日のカリウム摂取量は女性で2,000mg、男性で2,500mg程ですから、普通の食事をしていてカリウム摂取量がオーバーすることはありません。また、カリウムを摂取しすぎてしまっても、尿と一緒に排出されるのでそこまで心配することもなし。

ただ、腎臓が弱っている場合では別です。カリウムがうまく排出されず、体内のカリウム濃度がどんどん高くなって高カリウム血症副腎疲労が発症しやすくなります。

ちなみに、お漬物として人気のぬか漬けには注意が必要!ぬか漬けにすると、ぬかが持つビタミンB1がプラスされたり、きゅうりに含まれるカリウムやビタミンCが増大されます。カリウムにいたっては約3倍にも増えますし、漬物特有の塩分も高くなります。健康な人でも、食べ過ぎには注意した方がいいです。

 

摂取量は体に負担をかけない程度に…


きゅうりは優れたダイエット成分を持ち、悩めるカロリー&食事管理に大変助かる食材です。でも、だからといって食べ過ぎると体に害が…。

特に日頃から冷え性に悩まされている女性、腎臓が弱い人は注意が必要ですね。どちらも悪化させてしまっては意味がありません。健康な状態だからこそのダイエットです。

これまで、きゅうりはノンオイルドレッシングで食べていましたが、これからはキムチや生姜など、バラエティにとんだ食べ方をするのもいいかなと思ったりして。

もちろん、食べ過ぎないように注意!

腎臓に問題はないとおもいますが、加齢による低下も十分にありますからね~。体に負担をかけないように、適量を、楽しく摂取していきたいと思います。




 

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