脂肪が脂肪を退治する!?糖質制限の達人によるダイエット法

健康的に痩せるには、血糖値を適切にコントロールする。

…これは、ダイエットでは基本であり、皆が知っている大切な事。
いわば、体重を気にするよりも血糖値を気にした方がいい!?

そうなると、血糖値を上昇させない食材について把握しておかないといけません。

とはいえ、単純に糖質をカットすればいい…という問題でもなし。

なぜなら、人は1日に必要とする総エネルギーの半分ちょいを糖質で補っているので、むやみに糖質をカットしてしまうとエネルギー不足…つまりカロリー不足になってしまうんですね。

カロリー不足になると、体が動きにくくなる…なんてイメージがありますが、それ以上に深刻な症状が出るようになります。

その定番ともいえるのが「色素性痒疹(しきそせい ようしん)」。
肌にかゆい赤い湿疹ができて、色素沈着が発生!
その治療はなかなか大変なのです。

じゃあ、どないすればええねん
(´・ω・`)モキュ?

とそんな糖質制限のジレンマに対して、「脂を摂るのがいい」と提唱している方がいます。
作家の金森重樹氏です。

金森重樹氏は、
脂を摂って痩せる「ハイファット(高脂質)派」の糖質制限を提唱しています。

 

人の体は、カロリー摂取を制限すると「飢餓か!?」と勘違いして、体を省エネモードにしてしまいます。
それはエネルギー代謝を大幅に抑え、心拍数や呼吸数までも減らしてしまい、痩せにくい太りやすい体質へと変えていきます。

ところが、カロリー摂取が多いと体はエネルギーを蓄えるのをしなくなるのだとか!?
わざわざ体内に脂肪を蓄える必要はない…と思うようになるのだそうです。

う~ん…
なんだかちょっとよくわからない。
いや、すんなりとは受け入れらにくい…

だって、カロリーが余るから脂肪として蓄えられ、太ってしまうんですよね?
これまで聞いていた話と変わってくるような気がする…

 

また、高脂質になると、肌の調子も上がってくるのだとか!?

脂質の摂りすぎはニキビや吹き出物の原因になると思えるのですが、検証実験ではモニターさんからそうしたトラブルの話はなかったそうなのです。

その理由としては、飽和脂肪酸は肌の炎症を鎮めて慢性炎症を抑えるから。

また、慢性炎症は糖質が細胞のタンパク質と結びつき、体温で温まり糖化することで発生します。
ニキビは、脂が原因ではなく、糖質でできるというのです。

どっひゃぁぁぁぁ!
ですね。

 

糖質を控えて脂肪をたくさん摂って、運動もしない。
高脂質派の糖質制限で、金森重樹氏はダイエットに成功。

う~ん…
バターコーヒーダイエットがこれに当てはまるのかな?

でも、いくら高脂質派の糖質制限がダイエットにいいといっても、あまりにも過剰に摂取するのは問題です。
脂質異常症(高脂血症)になりかねない。

脂質異常症は、血液中の中性脂肪(トリグリセライド)やLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)の数値が高くなる事。
動脈硬化が進行して、脳梗塞や心筋梗塞など血管系の病気が発生しやすくなってしまいます。
中性脂肪値が高いと急性膵炎を発症させる可能性も大。

脂肪で脂肪を退治する…
やりすぎない程度に実践するのがよさそうですね。

 

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