冬のダイエットに、くず湯でほっこり♡冷え性知らず

先日、群馬県にある世界遺産、富岡製糸場に行ってきました。

蚕が有名で、リアル蚕はもちろん、座繰り器による糸取り体験やらクラフトなど…見学だけでなく実際に触れることも。
とても勉強になりました。

お土産にも蚕ネタがふんだんに盛り込まれており、シルク入りとか蚕のエサとなる桑の葉を混ぜ込んだかりんとうとか…ここでしかない感が半端ない。

中でも気に入って大量買いしてしまったのが、くず湯。
プレーン、抹茶、シルク入りと3種類。
箱もかわいい♡

シルク入りと抹茶。上品なお味にほっこり。

このくず湯は、ダイエットにも良い飲みものなのです。

 

くず湯は昔から伝わる健康飲料

くず湯とは、葛粉をお湯で溶かし、甘くして飲む飲み物。

日本では古くから飲まれていますが、近年では葛の価格が高くなっていることからも、くず湯自体も高級な飲み物に。

安価なくず湯もありますが、サツマイモやジャガイモなどのでんぷんと混ぜているのがほとんどです。

半透明でとろみがあるので、熱が逃げにくく冷めにくい。
寒い冬などには特にうってつけです。

しかも、ただ飲むだけでなく民間療法に用いられてきた飲み物。

・のどの痛みを緩和

消炎作用と殺菌作用で、のどを殺菌しつつ保温してくれるので、のどに痛みがあるときに。
風邪薬の「葛根湯」などにも用いられています。

・冷え性予防

体内の血液循環を良くして体を温める働きもあることからも、冷え性や風邪のひき始めにもピッタリ。

・二日酔いの予防

葛には、アルコールを分解してくれる成分がたっぷり。
さらに、肝臓の機能を回復させる効果があるので、二日酔い防止にも飲まれています。

飲み会の前に葛湯を飲んでおくことで悪酔い予防!
葛には鎮痛作用も含まれているので、翌日に頭痛がある場合はくず湯を飲むといいですよ。

…とはいえ、一番良いのは飲みすぎない事ですね。

・体調不良、食欲不振時の食事に

くず湯は、食欲がない時や具合が悪い時などには流動食代わりにも最適。
消化が良く体に優しいので、介護食や冷まして離乳食にも使われています。




 

くず湯に期待できるダイエット作用とは?

・空腹感を紛らわして間食予防

温かいくず湯を飲むことで満腹感を感じやすく、ほんのりとした甘さが甘いものへの欲求を満たしてくれます。
カロリーも低いので、お菓子を食べるよりは全然いいですね。

・整腸作用で便秘予防

葛には整腸作用があることからも、腸内リズムを整え便秘や下痢に働きかけてくれます。
お腹の調子が悪い時にぴったり。

・自律神経を整える

くず湯の程よい甘さととろっと口の中で広がるまろやかさが、心身の緊張を優しくほぐしてくといったリラックス効果が期待できます。
イライラや不眠など最適なんですね。

カフェインなども入っていないので、就寝前のリラックスタイムにも。
時間を気にせず、安心して飲めるところが良い。

 

くず湯選びのポイント

くず湯と一言にいっても、さまざまな商品が販売されています。
選び方には3つのポイントがあります。

①パッケージの原材料の欄をチェック

なるべく添加物などがない、もしくは少ないものを選ぶのが良いです。
また、「本葛」が原材料の何番目にかかれているかもチェック!

先頭に近いほど、そのくず湯の中で本葛の占める割合が多いということになります。
せっかくのくず湯なのに、ほとんど入っていない形ばかりのものだった…なんて嫌ですからね。

②個別包装されていると作りやすい

自分で計量する必要がない、1回分のくず湯の量があらかじめ決まっている個別包装タイプは楽で便利。
常に同じおいしさを味わえるといったメリットもあります。

ただ、濃密なくず湯が好みという方や、くず湯以外にもアレンジしたいという方は大袋タイプがいいかもしれません。

③製品によってカロリーが違う!

葛湯は製法によって含まれている糖分が異なりますが、一般的には1杯150ccで40~50kcal前後。

砂糖やはちみつをたっぷり加えて飲みやすくしているものや、ココアや抹茶味などフレーバーがついているタイプでは、カロリーが高くなりがちなので注意が必要です。

 

昔から飲まれているだけあって、くず湯にはさまざまな嬉しい働きがあります。
ダイエット効果を高めるためにも、取り入れたいですね。
特に冬は!!

 

ブログランキング・にほんブログ村へ




 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です