食べないダイエットのメリット・デメリット

ガツンと一気に体重を減らしたい、脚を細くしたいということで実践している人も多い食べない系ダイエット。単に食べないと言ってもさまざまな方法があります。

単純に考えれば、食べなければ痩せます。

ただ、それは一時的なものになってしまう事が多く、逆に太ってしまうといったリスクも大。ですから、ただ食べないのではなく、考えてセーブする必要があるのです。

停滞期などの、なかなか痩せにくい時期になるとついつい考えてしまう食べない系ダイエット。その定番と気を付けること、メリット・デメリットなどをまとめてみました。

 

定番の食べない系ダイエット!

何を食べないのか?巷で耳にする食べない系ダイエットをピックアップ!その期待できるダイエット効果や、デメリットについて考えてみました。

食べないダイエット①朝食

起きたての朝は、体内から不要なものを排出する状態で、エネルギーの吸収率はそこまで良くありません。しかも、胃が空っぽなのでエネルギーを求めている状態でもあるので、摂取カロリーを抑えることでダイエットに。忙しい朝の時間帯ですから、朝食を食べないのは簡単でもありますね。

ただ、朝食を抜くことで集中力が低下し、ぼーっとしてしまいやすくなります。

食べないダイエット②昼食

常にお腹が満たされている状態では、胃が休まりません。お昼を食べないことは、ダイエットだけでなく胃を休ませてあげることになるのですね。

ただ、空腹感が強すぎて夕食を食べすぎてしまう危険性が大!

食べないダイエット③夕食

夜は活動することも減り、消費カロリーも減ります。摂取カロリーが体に吸収されやすい時間帯。夕食を食べないことで夜の摂取カロリーを抑え、脂肪として溜め込まれるのを防ぎます。

ただ、痩せたからといって、また食べ始めてしまうと意味がなし。実は、朝食や昼食を抜くよりもリバウンドしやすいと言われています。

食べないダイエット④18時

芸能人が実践しているとテレビでも紹介されたことがある、18時以降は何も食べないダイエット。18時前に食事を済ませてしまうことで、血糖値が上がりやすい22時以降の消化吸収を避けることができます。

ただ、仕事の都合や家族との同居でなかなか難しいことも。

食べないダイエット⑤ごはん

米と言えば炭水化物、糖質。ごはん大好きな人には辛いですが、食べないダイエットの中でも比較的取り組みやすい方法。

ただ、糖質は体に必要なエネルギー。3食すべて抜かしてしまうと、中力の欠如や無気力感、イライラなど…ストレスも相当なものになります。どこまで制限するのかの調整はもちろん、他の食品からの糖質摂取も視野にいれなくてはいけません。

食べないダイエット⑥小麦

グルテンフリーダイエットとも呼ばれる食べないダイエットで、欧米から伝わってきた方法。

小麦類を摂取すると、グルテンというたんぱく質の一種が生成されます。グルテンは水に溶けないまま体内に残り、血糖値を上昇させます。ということからも、小麦粉などの摂取を抑えてグルテンをカット!血糖値の上昇を抑えて脂肪の蓄積を予防&燃焼しやすい体質に近づけます。

ただ、知らず知らずに摂取することも多く、その区別をするのは大変です。




食べない系ダイエットの効果とは?

いろいろな食べないことによるダイエット方法がありますが、実行するにはいかにデメリットをクリアーするかにかかっています。
自分のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で選択することで、嬉しいダイエット効果を得ることができます。食べない系ダイエットに期待できる効果には、下記の事が挙げられます。

食べないメリット①摂取カロリー減

一番の効果は、1日の総摂取カロリーを抑えることができる事。

脂肪は摂取カロリーの中の余った分からできていますから、総摂取カロリーを抑えることは体に余分な脂肪が付くのを避けることになります。

食べないメリット②体質が変わる

上手に食べないダイエットが実践できれば、太りにくく痩せやすい体質を作ることができます。なぜなら、血糖値を抑えることができるからです。

血糖値が上がるとインスリンが大量分泌され、使いきれなかった分を溜め込もうとします。つまり、太りやすい体に。特にお米や小麦粉類の制限、18時以降は食べないダイエットなどでは効果も大きくなります。

食べないメリット③脂肪燃焼率アップ

血液中にあるエネルギーが消費されると、今度は脂肪が消費され始めます。運動でも、20分以上やったほうがいいと言われていますが、それもこのため。

食べなければインスリンが分泌されず、血糖値が上がることもありません。糖分が入ってこないので、脂肪をエネルギーとして燃焼させるようになるのです。

 

食べないダイエットの注意点!

食べないダイエットは、間違った方法で実践すると逆効果!かえって太ってしまいます。リバウンドのリスクが高いので、安易に取り組むのは危険。そのデメリットをよ~く理解したうえでやらなければいけません。

食べないダイエット注意点①リバウンド

食べないダイエットは、痩せやすい反面、リバウンドしやすいという紙一重のダイエット法。

カロリー制限をされているので、体は飢餓状態。痩せたからといってダイエット前に食事に戻してしまうと、体がまた飢餓状態になっても困らないようにと、エネルギーとして溜め込もうとします。これが、リバウンドです。

では、一度始めた食べないダイエットは、永遠にやらなければいけないのか?

…というとそうでもなく、いきなりすぐに食事を元に戻すのではなく、最初はスープなどからはじめて、野菜やお肉、炭水化物を少しずつ増やすようにします。毎日体重計でチェックして、増加の気配が見られたらストップ!その時の食事量をキープするようにします。

食べないダイエット注意点②食べ過ぎ

一部の食事を抜くからといって、他の食事で食べ過ぎていたのでは意味がありません。食べないダイエットは、総消費カロリーよりも総摂取カロリーを抑えること。空腹感を感じないようでは、痩せることはできないでしょう。

ただ、食べてはいけないと制限をする食べないダイエットは、かかるストレスも相当なものとなります。たまには食べれる日を設けて、ストレスを軽減させてあげるのもいいですね。

食べないダイエット注意点③期間が短い

先に落ちるのは余分な水分と老廃物。ですから、短い期間に食べないダイエットをやっても、すぐにリバウンドしてしまいます。
しかも、急激なアップダウンに栄養不足や貧血などの体調不良を起こすことも…。食べないダイエットは、長いスパンで取り組む方がおすすめです。

食べないダイエット注意点④運動もする

食べないダイエットで摂取カロリーを抑えているので、運動をして消費カロリーを増やさなくても大丈夫だろう…と考えるのはもったいない!なぜなら、食べないダイエット期間中に運動をすると、交感神経が優位になって食欲を抑えてくれるからです。

特に、大股で颯爽と歩くウォーキングは最適。カロリー消費はもちろん、筋肉を使うので基礎代謝が上がります。

無理せず、焦らず実践

食べないダイエットは、いかに空腹感に負けずに続けることができるか…によります。かかるストレスは相当なものですから、ある意味、ダイエットへの本気度が試されるともいえますね。

いろいろな種類がありますが、でぶりん的には、18時以降は何も食べないダイエットが実行しやすそうだなと。

ただし、休みの日だけ。
遅めの朝食と、夕方5時に食事を食べるようにしてみようかな。
歳で朝起きてからすぐは食べれないから、もしかしたらちょうどいいかもしれない!?

 

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