ダイエット中の難問ともいえるのが、大人の夜の付き合い。
つまり、お酒とごちそうです。
皆でワイワイ話しながらおいしいお酒やごちそうを口にする…うーん、至福の時ですね。
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でも、飲み会で摂取するカロリーはかなりのもの。しかも、だいたいが夜の時間帯ですから、ほとんど消費されることなく吸収されてしまいます。そう考えると、ダイエット中に飲み会に行くのも気が引けてしまいます。
とはいえ、「飲み会はNG」なんて課してしまうと、それがストレスになってしまうことも。ストレスはダイエット、そして美容と健康においても良いものではありません。それに、付き合いを無下にするのも…。
ダイエット中のお酒との付き合いは、どのようにしたらいいのでしょうか?
ビールは最初の1杯に!
飲み会といえば最初の1杯にビールが定番!
…ただ、ビールや日本酒、ワインなどの醸造酒やカクテルは糖質を多く含むので、飲みすぎてしまうと太る原因になります。しかも、これらは内臓脂肪を増やすので、ダイエット中は飲みすぎないように気を付けないといけません。
特にビールには糖質がたっぷりと入っていますから、それが血糖値を急上昇させて、肥満ホルモンとも呼ばれているインスリンを大量分泌。消費されなかった糖はインスリンによって肝臓に溜め込まれてしまい、これが体重を増やしていくことになるのです。
また、カクテルや梅酒なども糖分がたっぷり。甘くて飲みやすいので、ついつい量がすすんでしまいますが、これも太る原因になるので注意が必要です。
ダイエット中は蒸留酒がおすすめ
ビールや日本酒、ワインなどの醸造酒は1杯にとどめ、あとは蒸留酒にしておくのがおすすめ。蒸留酒には糖質やプリン体が少なく、血糖値が上がりにくいもの。
焼酎やウィスキー、ウォッカなどがそれにあたりますが、これらはアルコール以外のカロリーが含まれていないので、蒸留酒だけならカロリーゼロです。ただし、くれぐれも水・氷・炭酸水と糖質が入っていないもので割って飲むのがポイントです。焼酎の水割りや、ウイスキーの水割りなどで飲むようにします。
また、アルコール度数が高いお酒ほどカロリーが高いので、しっかりと薄めるとカロリーを抑えることができます。しかも、水分摂取にもなります。
例えば、ウイスキーをストレートで飲むよりも水割りで飲んだ方が、結果的には水分摂取量が大。たっぷりの水分を補給することで脱水症状にはならず、代謝もしっかりとおこなうことができます。胃の中のアルコール濃度も薄められるので、メリットがある飲み方といえます。
さらに、温かい、そこまで冷えていない温度を意識することで、体温を上げて代謝も上げ、カロリー消費を促進して脂肪燃焼を促します。柑橘系のお酒で代謝を向上させ、酵素の力で代謝アップ・脂肪燃焼を促すことにもなります。
飲む前に乳製品、お酒の合間に水
お酒を飲む前に、乳製品を飲むのがいいと言われています。良質なたんぱく質を摂取しておくことで、胃壁や腸に膜を張って保護。その粘膜がアルコールの吸収を緩やかにして、酔いが回るのを遅くしてくれるのだとか。空腹感もやわらぎますから、おつまみの量も減らすことができるそうです。
また、アルコールを分解するには多量の水分が必要ですから、水を一緒に飲むことでアルコールが分解しやすくなり、余分な水分や老廃物を排出する効果も期待できるようになります。酔いが回るのも遅くなるので、ダイエット面かみてもプラスなのです。
もしも水分が不足してしまうと、アルコールの分解がうまくおこなわれず、二日酔いや翌日のむくみの原因になったりします。お酒と一緒に、水もしくはウーロン茶などのソフトドリンクを注文し、交互に飲めばカロリーはもちろん飲みすぎや二日酔いなども予防できますね。
なぜ、おつまみがほしくなるのか?
お酒のお供に各種おつまみは欠かせません。不思議と、お酒を飲んでいる時はいつも以上に食べ物を口にしてしまっている人もいるでしょう。なかなか満腹感を得ることなく、無限に食べれそうなこの状態は、実はアルコールによる錯覚なのです。
アルコールが体内に入ると、肝臓はまっさきにアルコールを解毒しようと分解します。この分解中にできてしまうアセトアルデヒドを、二酸化炭素と水に分解して排出。アルコールの場合は汗や尿になり、体脂肪にはほぼなりません。
ただ!
肝臓がアルコールの分解に集中している間は、他の役割がおろそかになってしまっていますので、その時に入ってきた食べ物が脂肪に…。
いろいろな働きを持つなかでも、一時的に保存するカロリーであるグリコーゲンを肝臓・筋肉に貯蔵する働きに手が回らなくなると、行き場を失ったグリコーゲンが中性脂肪になってしまいます。
貯蔵する働きが滞ってしまうと、血糖コントロールも低下して、血糖値が上がらず満腹感を得られにくくなってしまいます。飲んだ後にラーメンがほしくなることがありますが、それもこういった影響からなんですね。
さらに、アルコールにより心臓の働きが盛んになり、血液循環もアップして胃液の分泌もアップ。消化も活性化させるので食欲もアップと…これが食べ過ぎによるカロリーオーバーを招くことになるのです。
アルコールによって食欲が増進しているので、普段以上に食べる量が増えます。こうしたことからも、飲む際の最大の敵はおつまみと言えます。お酒にからあげなどの高カロリーのおつまみをバクバク食べてしまえば、当然太ります。
では、おつまみを食べなければいいのか?
…というと、それは大きな間違い!なぜなら、お腹が減っている時にお酒を飲むと、血中アルコールが急上昇して悪酔いを引き起こしかねないからです。代謝に必要な栄養が不足し、アルコールの分解だけしかできずにカロリー消費が低下。結果、脂肪が燃焼されずに体脂肪が溜まりやすい体になってしまうのです。ですから、食べないのではなく、なるべく高タンパク質&低カロリーな料理を選ぶようにしましょう。
・野菜サラダや野菜スティック
・枝豆や豆腐などの大豆食品
・おみそ汁
・海藻類
・焼き魚や刺身などの魚介類
・するめ(高タンパク、低カロリー)
・キムチ
・焼き鳥(塩コショウ、手羽先・つくねはNG)
・ローストビーフ
・キノコ料理
・ナッツ
・煮物(食材に注意!)
・刺身こんにゃく
・くらげの和え物
たくさん噛める料理や食物繊維はお腹を膨らませてくれるので、食べ過ぎや飲みすぎ防止に最適です。
しめはみそ汁!
お酒を飲んだ後の〆といえば、ラーメンやお茶漬けなどの炭水化物。でも、お腹が空いているという感覚は錯覚!どうしても〆がほしい場合は、おみそ汁を最後に飲むといいです。満腹感はもちろんですが、体が温まります。
飲み方と食べ方に注意すれば、飲み会も怖くない!?
最近はやりのハイボールでもいいですね♪
次回の飲み会は8月。
たぶん、焼き鳥屋さん!
知らないよりは、知っていた方が飲み会に挑む気持ちも違いますね。今回、調べた事を念頭に、楽しんできたいと思います!
(((o(*゚∀゚*)o)))ワク
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