痩せる脂肪でダイエット!?痩せやすい体質に

昨夜、NHK「美と若さの新常識」で放送された「発見!“痩せる脂肪の極意”」。

脂肪と言えばダイエットにおいては、減らしていかなくてはいけない大敵!

ところが、脂肪といっても良い脂肪…痩せる脂肪もあり、この脂肪をうまく使う事で余分な脂肪を減らしてくれる事が、つい最近の研究からわかってきたそうなのです。

*NHK「美と若さの新常識」ホームページより

ダイエットだけでなく、生活習慣病などの健康面への改善も期待できるとして注目されているのだとか!?

 

この良い脂肪の有無は個人差があり、その差についてはお笑いタレントでぽっちゃり体系の松丸ほるもんさんと、スタイルの良いモデルさんで比較。
その差は歴然としたものでした!!

これは無視できない情報です( ・ὢ・ ) ムムッ




 

褐色脂肪細胞が余分な脂肪を減らす

脂肪細胞は大きく分けて、白色褐色の2種類あります。
一般的に知られているのは白色の脂肪細胞で、中に脂肪(アブラ)がたっぷり蓄えられています。

一方、褐色の脂肪細胞も中にアブラを溜め込んでいますが、色だけでなく形もまるっきり白色とは違います。

ちなみに、生まれたばかりの赤ちゃんはこの褐色脂肪細胞をたくさん持っているそうです。

なぜなら、褐色脂肪細胞にはアブラだけでなく、脂肪を燃やして熱を作るヒーターのような働きも持っているから。
これがあるから、体温調節が未発達な赤ちゃんも凍えずに済むのです。

 

褐色脂肪細胞が寒さを感じると、体温を上昇させるために持っているアブラを使い熱を発生させます。

不足してくると、今度は白色脂肪細胞のアブラを活用

つまり、褐色脂肪細胞が白色脂肪細胞を減らし、痩せることにつなげていくのです。

 

ただ、残念なことに、褐色脂肪細胞は年齢とともに減っていってしまいます。
60代にもなると、ほとんど持っていない状態になるというのです。

しかも、この減り方にも個人差があり。

ちなみに、いくら食べても太らない人というのは、この褐色脂肪細胞が通常よりも多く残っているからなのでは…なんて説もあるそうです。

 

第三の脂肪、ベージュ脂肪細胞!

加齢とともに減っていく褐色脂肪細胞。
これをどうにか増やすことができれば、痩せやすい体質に一役買ってくれるものになります。

が!

残念なことに、褐色脂肪細胞を増やすことは非常に難しいそうです。

 

ただ、他に希望が!

2012年に、褐色脂肪細胞に似た働きをするベージュ脂肪細胞という存在についての論文が発表されているのです。

なんと、ベージュ細胞は白色脂肪細胞が元になっているそうで、白色脂肪細胞が変化してなるパターンと、白色脂肪細胞になるはずだった細胞がベージュ脂肪細胞に変わってしまったパターンとあるそうです。

もちろん、褐色脂肪細胞が持つヒーターの働き付き。

ベージュ脂肪細胞になると、白色脂肪細胞が蓄えていたアブラを燃やし、肥満の原因でもある白色脂肪細胞を減らしていきます。

ですから、褐色脂肪細胞が減少しても、ベージュ脂肪細胞を増やし活性化させてあげれば大丈夫という事なんですね。

ただ、残念ながらまだベージュ脂肪細胞の増やし方は研究中のよう。
今後の発展に期待です!!

 

寒冷刺激で褐色脂肪細胞を活性化

褐色脂肪細胞を活性化させるには、寒冷刺激で褐色脂肪細胞が持つヒーターの役割を活性化させてあげるのが〇。

寒冷刺激を与えると、消費されるエネルギーもアップ!
基礎代謝が上がり、脂肪が消費されるのだそうです。

しかも、研究から、寒冷刺激が褐色脂肪細胞を活性化させるだけでなく、増やすことにもなるのでは…なんて事も考えられているそうですから、これは無視できない話です。

日常生活で取り入れる方法としては、夏の熱中症対策グッズであるアイスベルトが挙げられます。

褐色脂肪細胞が多く集まる首周りに、保冷剤が入ったアイスベルトを巻いて冷やすことで、褐色脂肪細胞が活性化できます。ただし、健康面からも1日2時間が限度と言われています。

また、極端に冷やしすぎるのもNG
血圧が変動して病気を引き起こす原因になる可能性もあるそうです。

アイスベルトだけでなく、水泳のような体を冷やしてしまう運動も有効と考えられています。

 

食事で褐色脂肪細胞を活性化

褐色脂肪細胞を冷やすと効果的…とはいえ、冷え性や真冬などは辛いもの。

それ以外の方法としては、食事で褐色細胞に働きかけることもできます。
寒冷刺激と似た働きを持つ食べ物を、積極的に食べるのがいいそうです。

いわし・さばなどの青魚、まぐろのトロ。
とうがらし、黒こしょう、しょうが。
ミント、ペパーミント。
たまねぎ、にんいく、和からし、わざび。
シナモン、緑茶。

できるだけ、これらの食材を一緒に食べるのがおすすめなんだとか。

 

冷やす&食べるで良い脂肪を活性化!

脂肪といっても、良い脂肪もあるのにびっくりです。

体を冷やすのは抵抗があるのですが、夏の間はアイスベルトで適度に冷やせるようにしたいですね。

また、職場のエアコンが効きが良く、首にショールを巻いていることが多いのですが…たまには外して、あえて冷風に当たってみようと思います!

もちろん、食材も積極的に取り入れていかないとだめですね!

我が家は青魚の摂取が少ないので、今後はちょっと意識的にとるようにしないとダメかなぁ。

試せることは取り入れ、良い脂肪を増やして悪い脂肪を撃退だ!!

 

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