脚痩ダイエット中の食事で気を付けたい!三大栄養素

人の体は、日々の食事からできています。
ということは、ぶよんぶよんに肥えてしまった脚も、日々の食事から作られたものと言えます。

いろんな要因で脚は太くなりますが、一番大きな原因となっているのがむくみ
血管の外に水分が染み出し、それが皮膚の下に溜まってしまうことで起こります。
むくみを放置すれば、当然それらは蓄積され、リンパや水分の流れが悪くなり老廃物が蓄積。
老廃物に脂肪がからみつき、やがてセルライトになっていきます。

むくみは、日々の食事…食べているものから形成されます。
逆に言えば、むくみやすい食べ物を控えて、むくみ解消に有効な食べ物を積極的にとればいい…ってことなんですね。
特に脚太りを誘発する三大栄養素には要注意!
脚痩せダイエットを成功させるためにも、これだけは押さえておきましょう。

 

まず、脚を太くするNG食品として一番に気を付けたいのが塩分
摂りすぎた分だけむくみがひどくなります。

塩分に含まれているナトリウムは、細胞の水分バランスをコントロールし、神経の働きが正常におこなわれるようにします。
健康面からみると大切な栄養素なので、まったく取らないのは大問題。
ただ、摂りすぎるのも大問題。

体に必要な塩分濃度は決まっており、それを超えると、薄めるために水分を取り込もうとします。
塩辛いものを食べると喉が渇きますが、まさにそれですね!
そして、血管の水分量が増え、そこから水分が染み出してむくみが発生。
それが蓄積されて脚が太くなる…ということなのです。

この塩分によるむくみを避けるためには、塩分摂取を控える事。
塩分たっぷりの食べ物には、梅干しや漬物、魚の練り物、肉の加工食品(ハムやウィンナーなど)、ラーメン、ジャンクフード、ファストフードなどがありますので、これらは控えるようにしたいですね。
しょっぱいと感じるものは控えめにし、薬味やハーブ、スパイスなどを利用して薄味でもおいしく食べれるように工夫するようにします。

ただ、塩分も体に必要なミネラルですから、まったく摂取できな状態にしてしまうのもNG。
不足すると脱水症状やめまい、筋肉に異変を起こしてしまうことがあるので、
女性なら1日7g未満、男性なら1日8g未満を目安量としてセーブするようにします。




次に気を付けたいのが、カフェイン
ホルモンバランスの乱れを誘発し、冷え性の原因になります。

カフェインには利尿作用覚醒作用とあり、交感神経を刺激して集中力を高めたり眠気を覚ましてくれるとして、朝の目覚めに重宝している人も少なくないもの。
でぶりんもそうです。
ただ、脚痩せからしてみるとよくない…。

カフェインの利尿作用で体が水分不足だと勘違い。
水分不足にならないようにと、ため込もうとします。
当然、水が溜まると脚がむくみます。
さらに、むくみを解消する働きがあるカリウムを排出して慢性的なむくみを引き起こし、血液の流れをスムーズにする鉄分も奪ってしまうと…まさに悪循環。

また、カフェインによって交感神経が優位になってしまうと、脳や神経に全身の血が集中してしまい、体の末端に血液が行き届かなくなります。
これが血行不良や冷え性となり、むくみやセルライトを作って脚を太くしてしまうのです。
手先や足先などが冷えやすい人は、カフェインを取りすぎている表れかもしれません。

ちなみに、カフェインが含まれている飲み物で、一番多く入っているのが玉露
次いでドリップコーヒーインスタントコーヒー
その下になるのが紅茶・ウーロン茶・緑茶で、似たようなカフェイン量になります。

ただ、玉露が一番にカフェイン量が多いのですが、カフェインの吸収を抑えるタンニンも持っています。
ですから、一番に注意しなければいけないのはコーヒーと言えますね。
他にもコーラなどの清涼飲料水や栄養ドリンクにもカフェインはたっぷり。
1日の摂取目安量が400mgを超えないように、またカフェインレスのコーヒーや紅茶などを選ぶようにしてもいいですね。

 

そして、デブの元として有名な糖分
糖分は、慢性的なむくみを作る元でもあるので、その摂取量には十分に注意しなければいけません。
ただ、糖分は脳の栄養になる大事な栄養素なので、極端に不足させてしまうと頭の回転が鈍ったり、気持ちがイライラしてしまうといった状態に。
ですから、糖分を含むからといって、お米やパン、麺類などの糖分を含む炭水化物を必要以上に制限してはいけません

この糖分にも、塩分やカフェイン同様、体に水分をため込もうとする働きがあります。
水分を溜め込んで全身の水分循環を乱し、水分排出が低下することで血管が圧迫されて押し広げていきます。
大量の水分が血管から染み出し、そしてむくみに…。

塩分に比べるとその動きはゆっくりですが、脂肪を付きやすくして肌の老朽化を進めと質が悪い。
脚痩せダイエットだけでなく、美容にも悪影響を与えていくのですから困りますね。

ちなみに、洋菓子や和菓子、チョコレートなどのお菓子類に気を付けるのはもちろん、飲み物に入れる砂糖、お酒、甘みが強い煮物にも注意!
特にコーヒーに砂糖を入れて何杯も飲んでいるようでは、カフェインもプラスして脚をますます太りやすくしてしまいます。
また、どうしても甘いものが口にしたくなったら、高カカオチョコをひとかけらほど口にするぐらいにしておくといいそうです。

 

脚痩せダイエット時には、その摂取量に注意したい塩分・カフェイン・糖分
ダイエット中の食事管理が適当になっている人、面倒に感じている人は、まずはこの3つの栄養素から気を付けてみるといいかもしれません。

また、逆に脚痩せにおすすめの栄養素はカリウム・ビタミンB1が豊富な食べ物、むくみに関してはタンパク質・ビタミンE・ポリフェノール・青魚、セルライトにはビタミンC、代謝を上げるなら海藻などがおすすめです。

一度にこれまでの食事習慣を変えるのは大変です。
まずは、できるところから意識的に変えていくようにしましょう。
一つずつ脚痩せにプラスになる食事知識を身についていくことで、いつしかパーフェクトに近い食事習慣になっていきます。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です