忙しい朝。
最近、卵かけご飯にはまっています。
生の卵白部分は好きではないのですが、あっつあつご飯にそのまま投入すると、その熱でゆる~く固まってくれて食べやすくなって問題解決。
冷たい卵とお醤油であつあつご飯もちょうどいい温かさに。
卵かけご飯の卵は、GI値(食べた時の血糖値の上昇具合を数値で表したもの)が低い食べ物で、これが低いほど太りにくいと言われています。
しかも良質な栄養素をたっぷりと含む食品なので、ダイエットの強い味方にもなります。
さまざまな栄養素あり!体に優しい食材
卵1個には、タンパク質が6.4g含まれており、これは1日に必要な約13%もの量を占めているといわれています。
葉酸、ビタミンE・D・B12・B6・B2・A、亜鉛、鉄、リン、マグネシウム、脂質、タンパク質などなど…どれも欠かせない大事な栄養素ばかり。
特に以下は必見です!
・コレステロール
卵には細胞を作るために必要なコレステロールがたっぷり。
コレステロールは体内でも作られているのですが、食事から摂取される量から生産する量を調整しています。
ただ、摂取量が多いのは逆効果になるので注意が必要。
・たんぱく質
卵に含まれるたんぱく質は、他のタンパク質よりも良質で体に吸収されやすく、胃や腸に負担がかかりにくい。
たんぱく質には筋肉を作るのを手助けする働きがありますので、筋肉をつけて体の基礎代謝を向上させて痩せやすい体質に近づけることも。
しかも、疲労回復や筋肉サポートに最適な必須アミノ酸までも含んでおり、脂肪燃焼をうながす酵素・リパーゼを活性化させるというダイエット的にも嬉しい働きも。
効率的に脂肪を燃焼させる強力な助っ人です!
なんと、脂肪燃焼サプリに使用されることも多いというのですから、その働きには高く期待できそうです。
・コリン
あまり耳にしないこちらは、アルツハイマー予防などのボケ防止に有効だと言われている栄養素。
記憶力や学習能力をアップしてくれると言われているので、子どもにも食べさせたい!?
また、血管の拡張作用による血圧低下があるので、生活習慣病や血圧などが気になる人にもおすすめです。
・葉酸
赤血球の形成を助けたり、体の発育に関わる大切な栄養素。
特に授乳中・妊娠中のママさんには必須の栄養素として産院でも意識的な摂取を勧められますが、生卵にはサルモネラ菌による食中毒のリスクもあることから控えたいもの。
授乳中・妊娠中のママさんは、生卵ではなく火を通してからの方が安心ですね。
・リゾチーム
卵の卵白に含まれており、風邪などの細菌を溶かしてしまう働きがあります。
朝ごはんで食べるメリット
卵かけご飯は作るのも簡単なので、忙しい朝の時短にもなります。
さらに栄養面や体の機能面に関しても素晴らしい働きかけもあり。
朝ご飯を食べることは脳に必要なブドウ糖を届けることになり、それによって頭が働きやすい状態になり、体力面も向上すると言うのです。
・体温を上げてくれる
・腹持ちが良い
・ビタミン豊富で肌を強くする
・頭と体が働きやすくなる
食べ過ぎ厳禁!卵かけご飯のデメリット
栄養たっぷり、ダイエット&健康&美容に良い卵かけご飯なのですが、気を付けたいところもあり。
逆効果にならないように、下記の事には留意しておかないといけません。
・量に気を付ける!
お茶碗一杯(約150g)のカロリーは240kcalほどで、卵1個のカロリーは大きさによる違いはあるものの約85kcal前後。
1杯あたりのカロリーとしてはそこまで多くはないのですが、さらさらと食べやすいことからも一気食いしてしまいやすい。
満腹中枢が反応する間もない早食いはデブの元。
つい「おかわり!」なんてしちゃうと、カロリー摂取量がオーバーしちゃいます。
また、醤油も気を付けたいところ!
かけすぎは塩分の摂取量を増やし、むくみなどのトラブルを招くことになりかねません。
塩分控えめの醤油にしたり、醤油を減らしてタンパク質たっぷりの鰹節を振りかけるのもおすすめです。
卵かけご飯もよく噛んで食べる!
ご飯の量は少なめにすると尚良し!
醤油は少なめに!
・コレステロール摂取量に注意!
コレステロールは細胞を作り替える働きがある大事な栄養ですが、摂取量が多すぎると動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中といった深刻な病気の発症リスクを高めてしまいます。
しかも、中性脂肪を増やして太りやすい体質にと、健康だけでなくダイエットにもよろしくない効果が!?
食べ過ぎないように注意する必要があります。
卵かけご飯は、体に良くて片付けも楽なメニュー。
面倒くさがりのでぶりんはもちろん、朝の忙しい時間になかなか食事ができないと悩む人にもピッタリです。
ネットではさまざまな卵かけご飯の楽しみ方が紹介されているので、いろいろと試してみてもいいですね。