日々の食事に気を付け、できる範囲で運動も取り入れて体を動かすようにしている…なのになかなか脚が細くならない。
脚痩せってホント難しいなぁ~
…なんて思っていたら、「その難しさは、姿勢が関係しているのかもよ?」と耳にしました。
なぬっ!?(๑ʘ∆ʘ๑)
意識しているつもりでも、姿勢を直すのは一朝一夕ではいきません。
だからなのかなぁ~
確かに、正しい姿勢や座り方、歩き方が脚痩せダイエットに影響します。その事はわかっていますが、太ももにダイレクトに影響しているとは興味深い話です。姿勢が太ももに及ぼす影響、ついついなってしまう悪い姿勢、そして姿勢を矯正することで得られる痩せ効果について今一度確認です!
骨盤で決まる姿勢の良し悪し
姿勢の悪さが太ももを太くしてしまうのは、骨盤に問題があるから。悪い姿勢が骨盤を開かせたり歪ませ、太ももの全面や外側に大きな負荷をかけるようになります。それが筋肉や腱を固く強張らせてしまい、血流やリンパの流れも低下。代謝を悪くし、脂肪がつきやすくします。
ちなみに、姿勢の悪さによっても微妙に太り方が変わるのだそうです。姿勢の悪さは、大きく2つのタイプに分けることができます。
悪い姿勢①お腹が突き出している、猫背
骨盤が後ろに傾いてしまっているために、お腹が突き出てしまっている姿勢。後ろに傾いてしまった上半身を支えるために、猫背になってしまっているのがほとんど。特に、前かがみの姿勢を取りやすいデスクワークで人は、この姿勢になりやすいといえます。
この姿勢を長時間とることで、脚の付け根にもたれかかって立つようになり、太ももの前面への負荷が倍増。筋肉を固くしてリンパの流れも低下させて、太ももをどんどん太くしていきます。
悪い姿勢②お尻が出ている、腰が反り気味
ハイヒールを履いている人の良く見られる姿勢で、骨盤が前に傾いてしまい、腰が反り返ってしまいお尻が横にぽっこり。太ももが内側にねじれやすくなるので、内股傾向になる特徴がみられます。お尻が横に広がり、太ももやふくらはぎが外側に張るように太くなります。
特に注意したい2大習慣!
特にデスクワーク者とハイヒール愛用者は太ももが太りやすいという事。デスクワークの場合では、1時間に1回なり、ちょっと立ってウロウロしたりストレッチしたりと、なんとか少しは予防することはできそうです。後は、正しい座り方を意識するだけでも違ってくるはずです。
では、ハイヒールの方はどうしたらいいのか?
ハイヒールは脚長効果や足首をすっきりと見せてくれるので、おしゃれツールとして欠かせません。ハイヒールを履く場合は、こちらも姿勢や歩き方に注意する事で脚を無駄に太くするのを意識することで予防できるそうです。
ハイヒールでの歩き方・選び方
ハイヒールで脚に負担をかけない、骨盤が前に傾かないようにするには、太ももの内側に力を入れ、外側に体重が乗っからないようにするのがポイント。背筋を伸ばした状態をキープするように意識するのが大事です。
そして、歩くときは腰や足首、膝への負担を軽くしてあげるのが大事。膝を曲げずに、脚の付け根からまっすぐに伸ばしたままかかとから着地。指の付け根、指先へと重心が移動するに意識します。
ハイヒールの選び方としては、大きすぎず小さすぎず…サイズがびったりなものを選ぶといいです。先端が尖ったものは指を圧迫してしまうので、丸いタイプの方がいいでしょう。
また、かかとは太めで安定感があり、高さは5cmぐらいまでにしておくと、脚への負担も軽いものになります。ちなみに、毎日、高さの違うヒールで過ごすと、その度に使う筋肉も変わっていろんなところに刺激を与えられるのでおすすめです。
ただし!
だからといって長時間履いていると、外反母趾や腰痛を引き起こしてしまうかもしれないので、たまにはスニーカーや幅が広めの靴を履くなどして、脚を休ませて上げるのも大切です。やりすぎはダメ…ってことなんですね。
正しい姿勢を覚える
悪い姿勢が骨盤の位置を悪くし、太ももを太くする…なら、当然、正しい姿勢をキープできるように体にみっちりと覚えさせないといけません。
( ✧Д✧) カッ!!
正しい姿勢とは、骨盤が立ち、上半身がまっすぐに乗っている状態。耳や肩、太ももの付け根、外くるぶしが一直線上になり、背骨は緩くS字カーブになっているのが正しい状態です。あごは引きすぎず、出すぎず。腹筋に力を入れて骨盤を常に立てておくようにイメージします。
骨盤が本来の位置にあり、正しい姿勢にあると、血流やリンパの流れもよくなるので、太ももへのダイエットアプローチも効きやすいものになります。しかも、全身の筋肉のバランスも整うと良い事ばかり。
慣れるまで大変ですが、少しずつでもいいので意識して姿勢を正すことで、自然と正しい姿勢が取れるようになりますので頑張りたいですね。
また、疲れた脚は、夜のお休み前にマッサージしていたわってあげるのも忘れてはいけない大事なポイントです。