野菜スープを7日間飲む、脂肪燃焼スープダイエット。
野菜スープをメインに決められたメニューしか食べてはいけないと、まるでファスティングに似たような内容です。
ダイエットと言えば空腹感とどう戦うのかが悩みとなりますが、脂肪燃焼スープダイエットではおなかが空いたら飲んでもいいと、「空腹感があるからこそのダイエット」を根底から覆すもの。これが痩せるとして、口コミでも人気となっています。
なぜ、スープだけで痩せることができるのでしょうか?
なにか、魔法のエッセンスでも入っているのか!?
(ll゚◇゚ll)
脂肪燃焼スープダイエットのやり方は?
脂肪燃焼スープで使われる素材は、野菜を中心とした低カロリーもの。1リットル分作っても、そのカロリーは200~300カロリーほど。スープオンリーというわけではなく、日によって肉や果物を追加で食べます。
そもそも、この脂肪燃焼スープは医者が考案したそうで、心臓外科手術前にできるだけ脂肪を落とす必要があったために考案したんだとか。つまり、病院で出されていたスープが始まりだったんですね。
脂肪燃焼スープダイエットでは、以下の事を守るようにします。
・スープはいつでも飲んでいい(具も食べていい)
・口にする食べ物はスケジュール通りにする
・小麦粉を使った食品は摂取しない
・飲み物はミネラルウォーター、お茶、ブラックコーヒー(糖分なし)100%ジュースなど
・炭酸飲料、アルコール、甘味料はNG
・肉を食べていい日は、牛肉や脂身のない豚肉、皮や脂身を除いた鶏肉(油で炒めるのはNG)、もしくは煮魚でもいい
脂肪燃焼スープは、キャベツ・玉ねぎ・ピーマン・セロリ・チキンスープの素・ホールトマトを煮込むだけ。味付けとして、塩や胡椒、カレーパウダーなどを好みで加えてもいいそうです。
実践スケジュール
先ほどのルールの中でも触れましたが、脂肪燃焼スープダイエットでは、7日間に食事内容が決まっています。ただ、必要な栄養素がどうしても不足してしまう事もあるので、体調に気を付けながら無理なくやる必要があります。
1日目:スープ&フルーツ
フルーツはバナナ以外。なるべく大きめにカットし、よく噛んで食べると満腹感も得やすいです。水分は、ミネラルウォーターか100%果汁ジュース。
2日目:スープ&野菜
野菜は豆やスイートコーン以外で、油調理以外の調理法であればOK。生野菜やボイル野菜などがおすすめ。ちなみに、野菜の一種じゃがいもは、カロリーが高めなのでできれば避けた方がいいかもしれません。
3日目:スープ&フルーツ&野菜
スープとフルーツを好きなだけ食べていいけれども、野菜ではベイクドポテトはNG。できれば、糖分が多い果物は午前中に食べるといいかもしれません。
7日間の中でも、この3日目は特に大事な日。体重に変化が表れやすいのですが、挫折しやすい日。ここで気持ちを再確認し、残りの日数を乗り越えられるようにします。
4日目:スープ&バナナ&スキムミルク
バナナは3本。スキムミルクはミネラルウォーターで作り、500ミリリットルにして飲みます。水をたっぷり飲むように気を付けます。
炭水化物やタンパク質が補給できるので、甘いものが食べたいという欲求も抑えやすいです。
5日目:スープ&肉&トマト
豚肉や皮なしの鶏肉、煮魚、牛肉を350~700グラムまでなら食べていいですが、油調理はNGですトマトは6個まで。
6日目:スープ&牛肉&野菜
牛肉の量は自由ですが、できるだけタンパク質が摂取できる赤身にするといいです。野菜はベイクドポテト以外。スープは、最低でも1杯は飲む。
7日目:スープ&玄米&野菜&フルーツジュース
フルーツジュースは100%もの。スープを最低1杯は飲みます。また、久しぶりにお米が食べれるので、体への負荷を下げるためにも3食少しずつ食べるようにします。
実行する際には、作り置きに注意が必要です。雑菌の繁殖リスクを避けるためにも、素熱がとれたら小分けして冷蔵・冷凍したほうがいいでしょう。
それでも失敗しやすい人がいる
口コミでは、成功体験談だけでなく失敗談も…。なぜ失敗してしまったのか?それには下記のような原因が考えられます。
失敗1:食材が違う
失敗する人に多くみられるのが、スープの材料である野菜の種類を間違えている事。
脂肪燃焼スープは、野菜であればなんでもいいというわけではありません。デトックス効果が高く期待できる素材であることが必須条件!根菜類を入れたり、カロリーが低いからと鶏ささみを入れたりしていると、それは脂肪燃焼スープではなくただのおいしいスープに成り下がってしまうのです。
失敗2:決まりを守っていない
上記にも挙げましたが、脂肪燃焼スープダイエットにはやり方があります。何を食べるのか日によって決まっていますから、それをしっかりと守るのが基本であり絶対です。何を食べたのか、記録しておくといいかもしれませんね。
失敗3:スープの食べすぎ
基本的に、脂肪燃焼スープは食べ放題です。ただ、だからと言って、ありえないほど大量に食べれば摂取カロリーが増え太ってしまいます。低カロリーとはいえ、まったくカロリーがないわけではないので、ある程度の量はセーブするようにしましょう。
脂肪燃焼スープダイエットはここに注意!
脂肪燃焼スープダイエットでは、タンパク質不足が心配されます。タンパク質が不足すると筋肉を減らして太りやすい体にしてしまうので、お肉を食べていい日は、なるべく赤みの肉を積極的に食べるようにしましょう。
指示がない時は、豆類もたっぷり食べたいですね。また、市販のプロティンを摂取するのもおすすめです。
脂肪燃焼スープダイエットは、どうしても栄養が偏った内容になってしまうので、あまり短期間の間に繰り返しやるのは避けたいもの。たまにやる程度にしておくと、体にも無理がかからず安心です。
ちなみに、7日間は辛い…という場合は、3食のうち1食だけ置き換えてみるのもいいですね。いわゆる置き換えダイエットです。できれば、夕食を脂肪燃焼スープに置き換えるといいですね。特に、夕食を食べすぎてしまう…なんて人にはぴったりです。
<関連記事>